#84 ついに!
ハラハラヒヤヒヤしてましたが、本番2日前にやっときたライブのお知らせ。いつものオンラインではありません。アメリカ、アラバマ、フェニックス。夜8時スタートの屋外コンサート、チケットたったの10ドル!って なんでこんなに安いんだろう。今回はパドルスの単独ライブなはずです。
ついに、ついに、パンデミックを乗り越えて、1年8ヶ月のSequestered を乗り越えて、元の日常を取り戻すための、それこそ新しい模索と戦いの日々が始まるのです。アメリカはワクチン接種の伸び悩みもあって、こういうエンタメ劇場パフォーマンスはまだ、舞台も客席もマスク、ワクチン接種証明、PCR陰性証明を求められてます。が、それでもファンの喜びは大変なものです。フロリダから車で駆けつけるファン、もう泣く準備は整っているファン。全員がもうとてもじっとしていられないわけです。
ところが、当のパドルスがこのコンサートの宣伝をちっともしない。オンラインのショーの時は毎日毎日それはすごい宣伝で、それだけでもかなり楽しかったのに。で、やっと2日前、お知らせポスターがインスタにぽんっ。
パドルスのライブの目玉 Puddles cuddles はコロナの為ありません。ガム噛んだり、スマホをめちゃくちゃに交換したりも出来ないでしょう。まだまだコロナとの戦いは終わってないのですね。それでもリアルへの第一歩!ファンの期待は最高潮に高まってるのです。がんばれ!みんな!
#83 痛い新カバー
10月1日、ついに日本中の緊急事態宣言が解除されました。長かった。この生活はいつからだったのかな。去年の3月にはもうマスクやアルコール消毒が買えなくかったり、電車に誰も乗ってなかったり、そんな日々に突入していた気がします。家にいる時間が長くなった中で出会ったPuddles Pity Party 、そしてインターネットの中で知り合ったたくさんの友達。気がつけば、コロナ前ではとても考えられなかったほどの長い時間をSNSの中で過ごすようになっていました。
SNSでの恐ろしい話しも当然たくさん耳にします。とても読みたくない辛辣なコメントや、ちょっとしたイタズラ心からかもしれない、でもズキッとくる投稿にも時々出会います。そういうコメントをうまく避けてSNSでの交流を楽しめたら、いつもそんな風に感じています。
しかし、ここにそんな痛いコメントを無視できない人がいるのです。パドルス、その人は自分に向けられたネガティヴなコメントになぜか必ず返事を書くのです。
"I understand." " Sorry, always "
そんな感じが多いです。もちろんこの後は、黙っちゃないファンによる怒涛の書き込み なんて事態も起きたりします。
一番最近YouTubeに載せられた新しいカバーは、Black Sabbath "Paranoid " のカバー。ビデオにはそういうキツいコメントが次々と流されるのです。どうしてこんなビデオを作ったんだろう?悲しくなりつつ、そんなことを考えながら、いつものゴールデンヴァイスに酔いしれるのでした。
#82 もう1曲ありましたな
そうでした!この間に何があったかというと、9/11です。あの最悪のテロの日から20年が過ぎました。20年のメモリアルということで、特別番組も放送されたりして、あの日の記憶がまた蘇ってしまいました。
その前日にパドルスが新たにYouTube配信したのが、"Mad World ".
もともとは2015年にPostmodern Juke BoxというユニットでHarley Reinhardtとパドルスのユニットで配信されたものです。ハーレイとの可愛らしいダンスが素敵です。それを去年のSequestered show でパドルスが一人で歌ったものが今回配信されました。
9/11の前日。その日から世界は2度とその前には戻れなくなったと よく言われます。仕返しをして、新しい憎しみを産んで、また仕返しされて。もちろん、わたしもその中にしっかり組み込まれている一人です。Mad World そんな世界をパドルスはちょっと悲しく美しく歌ったのでしょうか?個人的にはこのSequestered show の時のパドルスがいつもと違う顔つきなのが、非常に気になっている回なのです。
どうぞ ご覧ください。
#81 I expect you to die 2
そうそう!パドルスのSequestered show が終わってから、一曲アップデートがありました!
"The spy and the Liar"
"I expect you to die 2 " という、いわゆるテレビゲームのタイトルです。この新配信のゲームのオープニングテーマ曲をパドルスが歌ってるのです!ゲームはスパイ謎解き系の(いや!実はよくわかってない、すいません)ようですが、パドルスのオープニング曲は007ボンドっぽい、クールでちょっとレトロで大人な雰囲気!こんな歌を歌ってもパーフェクトにカッコいいのが、さすがPuddles Pity Party!! バナナ持ってますけどね。ぜひ一度お聞きくださいませ!
#80 All My Friends!!
今朝(こちらは深夜)、パドルスから新しいYouTubeビデオが届きました。"All my friends"! これは先日のSequestered show で流されたパドルスの新しいカバー曲です。アトランタの屋外で撮影されたもので、パドルスと撮影者のメルビンマンとその周辺の友達が、楽しそうに踊って歌って遊んで そんな音楽ビデオです。ずっとオンラインショーに組み込んでいるQuarantine tips (引きこもりのヒントみたいな感じでしょうか)として流されたもので、ワクチンも打ったし 友達とまた会えるね、という今回のコンセプトでした。明るいステキな曲です。
しかし、今回このYouTubeアップデートはただの新曲発表ではなかったのです。この数日前からパドルスワールドは大変な重た〜い雰囲気に包まれてたのであります。
その日突然インスタ、Facebookに現れた写真、リンク。
パッと見て、誰かが闘病してるのでファンドライジングやってます!というのはわかりました。そしてしばらくして、ファンの一人が投稿。
「これはメルビンマンだよ!」
あの素晴らしいショーを撮影したメルビンマンが大腸ガンで大変な事になってる!たぶんほとんどのファンが速攻でファンドライジングに加わり、自分のSNSにリンクを貼りまくったことでしょう。
でも、パドルスもどんなにココロ痛めてることだろう、インスタ投稿も止まってしまっていました。わたし個人的にもかなり胸が痛くしょんぼり感高い日々を過ごしていたのです。
そんなタイミングでのこの"All My Friends " 。やっぱりパドルスはわかってる!みーーーんなこれを待ってたのです!そうだそうだ!しょんぼりしてる間があったら できるだけメルビンマンとその家族を助けよう!やっと顔を上げることができました。パドルスありがとう!!
#79 ゆめのあと
こうして夢のSequestered show は終わりました。パドルスがアジアを訪れてくれた貴重な時間。しばらくボウゼンと過ごした後、この体験をFacebookのファンページに載せようと思いました。何より、パドルスがどんなに素晴らしい人か思いっきり伝えなければと、天からミッションが降りてきたような気がしたのであります。
しかし書き始めると、あらたいへん!改めて胸がいっぱいになって、ドバドバ泣けてくるのです。こんな経験2度とできないだろうなあ。
体験レポートはみんなに好感を持って読んでもらえたようです。ただ1人、
「パドルスがそれで赤字でなきゃいいけど(だいたいそう意味の投稿)」
どきっ!すいませんっ!そこは百も承知!ごめんなさい!私達だけ楽しんで!
いや!待て待て!文句は誰も来なかったオセアニアチームに言ってくれ!
そして、日曜日昼前にいつものmeet and greets も終わりほっとしたその直後、なぜかMike Geire のゲリラインスタライブ配信(向こうは深夜のはず)、1時間あまりのマイクのDJライブを楽しんだファン達なのでした。
それでは最新のビデオを紹介して終わります。
#78 アジア時間は夢時間
Puddles pity Party Semi Sequestered Show アジア、オセアニア時間は、日本からのファン3人とパドルスの4人のチャットルームという、異常なしかし私たちには奇跡のような時間となった。
そしてメインのショーが終わり、アフターパーティー会場へ移動する。やはり誰もいない。さっきまでのファン3人だ。
"Hello, again "
パドルスだ。帰らずそのままいてくれたのだ。本来アフターパーティーは生のアコースティックライブだが、このアジア時間では朝のアメリカでのライブの録画。それを4人でチャットをしながら楽しむ。
「みんなで同じ部屋にいるみたいだ」
そう言ったのはパドルスだ。
そう。あなたと友達とこうしてひとつのコタツに入って(いや、パドルスはコタツとは言ってないけど)、みかん食べながら(いや、チャットしてるだけだって)テレビ見て過ごせるなんて(もう妄想は暴走していく)。盆と正月とクリスマスとゴールデンウィークと誕生日3人分と祝日一年分が一緒に来たのか。いったい何がどうして、ああしてこうしてこんなことが?
そして静かなアフターパーティーは終わり、画面が止まる、チャットが終わる。ただ呆然となる私たちを残して、アジアンタイムショーはこうして幕を閉じたのだった。