#2 Sad clown with golden voice !
Puddles が歌いはじめたのは
ピアノだけのアレンジでのSIAのchandelier 。
意表を突かれた観客の驚きの表情が次第に喜びと興奮に変わっていく。
「何かすごいものを見てる!」
Puddlesの声は分厚いバリトンボイス だけどどこまでも高く出そうだ。オペラのようだけど、その熱唱はロックだ。
たったの2分間で観客は悩殺され パドルスコールが湧き上がる。
涙目になった彼は 可愛らしいマイムを残して去っていった。
審査員でプロデューサーのサイモン・コーウェルのコメントがまさにまとを得ている。
「 これほど君が誰なのか知りたいと思った事はないよ、Puddles 」
本当に、本当にその通り!
これは、このクラウンはいったい何者だ?